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川口

08
14
2009年

荒川の河川敷をウォーキング中

赤羽の手前でふと思い立って川を渡ってみました。

川の向こう側は埼玉県の川口市です。

あまり遠くいかないうちに戻ろうと

心に思っていたのですがついつい深みにはまって

ディープな川口へと…

橋を渡った道をまっすぐ行くと文化財センターという施設が目に入り

郷土資料館などが好きな私はついつい入ってしまいます。

090813_1356~001

入場料100円。(板橋区は無料なのですが)

今ではほとんどなくなってしまったのかもしれませんが

川口は鋳物の町として知られていて

60年代の日活の映画「キューポラのある街」は

有名ですがその「キューポラ」という独特な煙突があるそうなのですが

鋳物の見本としてさまざまな製品が並んでいます。

たとえば井戸にとりつけるポンプや鉄でできたダルマ型のストーブ。

そして鋳物の見本としてはベイゴマが展示されています。

黒い砂で鋳型を作ってそこへ真っ赤に焼けた鉄を流し込むのが

鋳物の作り方なのですが同じ型から複製を作る点は

どことなく印刷を思い起こさせます。

文化財センターにあったチラシに

「旧田中家」というのがあったので

なんだろうと思ってさらに国道122号を

浦和方面へ進んでいきますと

右手に洋館がみえてきました。

それが「旧田中家」でした。

090813_1450~001
大正時代、震災直後に作られたモダン建築に

昭和初期に和風の屋敷が増築されたスタイルで

なかなか豪華なつくりになっています。

元は豪農~材木問屋~味噌製造業者で政治家の家らしいです。

味噌工場がなくなったあと日本庭園をつくり

その一角に茶室まで設けられています。

特に洋館はすばらしいですね。

大正時代の洋館といえば都内にいくつも

素晴らしい建物が残っていますがひとつ好きなものは

白金の庭園美術館(旧朝香邸)です。

この旧田中家はイギリス風の建築とのことで

本格的なものだったのでしょう。

昭和九年に増築されたのが純和風なのはなぜでしょう?

090813_1441~001

やはり和風のほうが日本人には合ったからなのか

それとも戦争の足音が聞こえる中で

洋風な建築をやるのは憚られたのか…

いろいろと興味深い想いにかられたりします。

タグ: 日々雑感

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