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神戸新聞

01
25
2010年

最近、テレビで衛星放送が見られないために

地上波アナログ放送をよく見ますが

人気グループ、嵐の櫻井翔主演の二時間ドラマは

阪神淡路大震災の時の地方新聞を舞台にした実録もので

なかなか素晴らしかったです。

1995年1月17日未明に壊滅的被害を被った神戸、

地元発行の神戸新聞社も例外ではなく

ホストコンピューターをはじめ新聞発行が困難な状況に。

紙のメディアの大切さを重んじてなんとか発行するべく

奮闘するお話です。

紙面を作るレイアウト係と、早朝撮影されたフィルムを京都へ派遣し

京都の地元紙、京都新聞社の協力のもと

京都のコンピューターでレイアウトし、

製版フィルムを作成し、それを被害を免れた

神戸新聞社の印刷工場まで運ぶという作戦を立て

当日の夕刊を発行するべく京都へ向う四人ですが京都へたどり着いた時は

もうすでに京都側で作られた「神戸新聞」が…

結局次の朝刊から独自の紙面作りに成功するのですが

若いジャーナリストが被害者を取材する、カメラを向けることに

苦悩する様や、それを乗り越えて

明るい紙面づくり、市民を勇気付ける紙面づくりに奮闘するところが

このドラマの見所ですが

印刷関係の仕事に関連する視点から見ると

当時、すでにDTP的手法(電算写植)が取られていた

新聞業界の先進性と、

一方まだ電子入稿やデータ送信の技術が確立する前であるという

この15年の隔たりにも興味を抱きます。

そういえば

私の友人は以前家電量販店で販売員をしていましたが

その時彼は「カシオ」から送りこまれて「ワープロ」を売っていたのですが

(販売員の多くがメーカーから派遣されているそうです。)

彼のセールストークのひとつが

「阪神で震災が起こり、朝日、毎日、読売の各地方支局は

合同で紙面づくりを行って号外を出した時

みんな各社のワープロが違う機種だったけれど

カシオのワープロは汎用性が高くて全部のフロッピーディスクの

データを読み込めて、それで編集を行った」というものでした。

その優秀なカシオのワープロも今や時代の流れの中で消滅してしまいました。

しかし、頑張って市民を勇気付けたジャーナリストの魂は消えないです。

改めて被害者に合掌。

タグ: これはどうなっているのか?, デザイン, 日々雑感, 時事問題

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