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「ブランドは根性」

04
11
2010年

ロックバンド、L’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル)がリリースしヒットした

DVDボックスの箱や

フランスの高級ブランドのカタログなど

おしゃれで凝りに凝ったデザインの印刷を手がける

知る人ぞ知る印刷会社が兵庫県にあるGRAPHという会社です。

実はこの会社にはもうひとつ別の顔があり

グラフィックデザイナー北川一成さんが率いる

東京代官山にあるデザインオフィスがそれです。

もともと北川さんの実家が加古川のちいさな印刷会社で

毎年、暮に一家総出でチラシの印刷を手伝い、

出来た印刷が捨てられていくのを見ながら

「捨てられない印刷」を目ざした結果が今に繋がるそうです。

デザインと印刷というのは実は相反する部分があります。

カッコいいものを作ると難しくなる

難しくなると手間がかかる、効率が下がる

「よそへ持って行ってください」と私なども

何度言われたことかw

なのでデザインが頭にあって本体を動かすという

この会社のあり方はすごいことだと思います。

それともう一点は地方の会社が生きるためのあり方

というのもあるかなと思います。

地方では「東京のデザイナーさん」というと

ちょっと格好がいいでしょう。

ちいさな地方の会社が頑張って今の「ブランド」を作ったこの努力。

すごいものがあります。

非常に勇気を頂いた思いがします。

価格競争だとどんづまりですからねぇ…

地方の印刷屋さんというのは非常に安いんです。

今の印刷の世界で格安の印刷を請け負っているのは

信越方面や近畿圏、九州など地方の印刷屋さんだったりします。

(我が印刷の街、文京区白山あたりだとそれぞれ
専門の業者さんでたくさんの種類がありますが)

そういった地方の印刷屋さんはデザイン→製版→印刷→製本まで

ノンストップで作業できる環境を構築する必要があり

非常にコンパクトにまとまっていてスピードも速かったりします。

この辺は地方の業者さんの特色だったりします。

これにプラスして地域地域の個性、

ローカル色を出すというのも

またひとつの重要な要素ではないかな…と思います。

例えば、

北陸の印刷屋さんは金箔などを使う箔押しの技術が高いという話があります。

そのワケはその地域には日本酒のメーカーが多くそのパッケージやラベルに

箔押しがよく使われるためだそうです。

タグ: デザイン, ビジネス, 印刷, 時事問題, 読書の時間

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