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活きている活版

04
16
2010年

クラウド化する社会の中で

(「クラウド化」って自分で書いていてあんまり意味わかっていないんですがw)

どんどんメディアとしての地位をなくしていく印刷…

しかしその反面、紙本来の心地よさや

マテリアルとしての存在感が

実は逆にクローズアップされていくのではないか…

そういう予感はずっとしています。

すでにセンスの良いデザイナーさんや

印刷屋さんはもうはじめていますね。

素晴らしい試みです。

papierlabo

オールライト工房

sabletterpress

活版印刷というのは大量部数を印刷する

マスメディア隆盛の中でオフセット印刷にとってかえられ

時代に取り残された印刷方法なのですが

ハンコを作って紙にインクを押し付ける

というグーテンベルク直系の古典的かつ物理的印刷方法です。

(オフセット印刷は水と油を用いる化学的印刷ですね)

特に紙にぐっと押し込まれてくぼみができる感じが

今では新鮮ですごく楽しいのです。

従来の日本の印刷の世界では活版で刷って

くぼみができる印刷はへたくそ、と言われてきましたが

時代が変わると嗜好も変わっていくのでしょう。

たくさん刷る印刷には向かない場合も多いですし

制約もいろいろあります。

例えばフルカラーは事実上無理ですし

二色でぴったり寸分たがわずあわせるのも難しいのですが

ずれやエラーさえもが味わいに結びつく

非常に面白い印刷です。

実はこの活版印刷を趣味で行うという人々も

いるのだそうで、いやぁディープな世界です。

そういえばもう何年も前に廃業された業者さんが

この近所にたくさんいらっしゃいます。

印刷機はみんなくず鉄としてもっていかれましたが

実は価値のある印刷機となっている可能性が高いですね。

いや惜しいことをした!

タグ: ネット社会, 印刷, 特色印刷, 電子出版, 高島平to白山

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