Home > アールプリモ日誌 > ガイアの夜明

ガイアの夜明

06
16
2010年

テレビ東京のガイアの夜明けで

iPadの特集が放送されました。

なかでも電子書籍としての側面に光が当てられ

迎え撃つ苦境に立つ街の書店、という構図で描かれて

最後に街の書店の店頭でポップ代わりに

書籍の広告を流すiPadが出てきてエンディング…

(いつもながらこの番組
エンターテインメントとしてはよくできているのですが
はたして極小のビジネスパーソン(商店主など)に
ちいさな勇気を与えてさらに頑張らせ過労に至らしめる
以外のなんか効果があるんだろうかという疑問はつきまといます)

この番組の中で出版社がiPad用の電子書籍を

ソフトウェアメーカーに作らせるくだりがあります。

もう既に有名になった「鏡の国のアリス」を見て

「こういうのが作りたいんだ」と編集者が熱く語っていました。

電子書籍の可能性のひとつの方向性としては

よく理解できます。

でも恐らくこういうのはあんまり普及しないと思います。

昔、CD-ROMコンテンツで

「おばあちゃんとぼくと」や「ピーターとおおかみ」などのソフトが

セットになったマッキントッシュを持っていました。

インタラクティブな要素を多分に含んでいて

(エデュティメントソフト、などと呼ばれていました)

それなりに面白く遊んだのですが

その後、そういうCD-ROMコンテンツ、電子絵本は

溢れ帰るほど世の中に普及したのでしょうか?

それはまさに電子書籍そのものでしたが

実際にたいして普及するには至らなかったです。

機能が低すぎたのでしょうか?

私はちょっと違う観点で見ています。

iPadに出てくる「絵」(「文字」でもよいのですが)は

「映像」なんですね。

だから映像を見る、体験するという感覚が重要なのであって

それは文字を読むためのメディアとしてはいささか

ニュアンスが異なるような気がします。

本を読むときに音楽や効果音が出てきたり

登場人物に話しかけられたりすることは

はっきりいって迷惑だと思います。

もちろん、電子書籍は非常に便利で

流通コストや在庫がいらない部分など

商品としてものすごく優れたものなのですが

究極的には全部インターネットで配布されて

無料になってしまう運命にあると思います。

それが良いことが悪いことかは分かりませんが

便利になることだけは確かです。

長い人類的な視点からみれば万々歳だと言えます。

困るのは旧来の考え方から抜け出せない

私や、もしかするとあなたのような化石頭の人々なのですw

タグ: デザイン, ビジネス, 日々雑感, 時事問題, 電子出版

関連する投稿

コメント数:0

コメントする
情報を保存しますか?

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://www.artprimo.net/2010/06/16/2812.html/trackback
リンクのないトラックバックは受信されません。
ガイアの夜明 from アールプリモ 文京区白山印刷グラフィックデザイン

Home > アールプリモ日誌 > ガイアの夜明

検索
Feeds
Meta
印刷のご用命はアールプリモへ

トップへ戻る