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二つ目

03
01
2011年

東京の落語家の世界では
前座から二つ目と階級がうつっていき
最後には真打としてひとり立ちすることになります。

二つ目は修業時代で
真打と見紛うほど上手な人もいれば
いつまでも上達しない人もいるそうです。

川柳つくし(かわやなぎつくし)さんという
落語家さんは女流落語家で
今現在二つ目で修業時代も長く
そろそろ真打になるのではないかと言われています。

この人の師匠の川柳川柳は
一般的には有名ではないのですが
寄席では大人気。
昔の軍歌を高らかに歌い
爆笑の渦に巻き込みます。

弟子はどんな落語家なのかなぁと
思っていたら新作派で
三遊亭円丈師匠の一派?
という芸風のようですね。
(もともと川柳師匠と円丈師匠は共に
昭和の名人三遊亭円生の弟子です。)

そのつくしさんが本を出されたというので
読んでみたらこれがかなり面白い本でした。

彼女は落語家として弟子入りする前
出版社で書籍の編集に携わっておられたといいますが
すごくよくできた本だと思います。

円丈師匠の「ろんだいえん」という本も
最近読みましたがそれよりもこっちのほうが
面白いんじゃないか?と
思ったり。

「女流」というところを敢えてクローズアップせず
「二つ目」としたところが
良かったのではないかと思います。

途中、何人かの落語家の先輩たちと
対談するコーナーがあり
昇太、志の輔、白鳥など今をときめく人気の師匠がたと
対談しておりその名人たちの二つ目時代などをふりかえって
つくしが教えを請う…
こういう視点はなかなかセンスが良いですね。
だって彼女にしかそういうポジションは与えられていないですから。
師匠がたからのアドバイスもあったり
これはなかなの読み物でした。

つくしさんにはがんばっていい真打になっていただきたいと思いました。

日常

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