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Watchmen

05
29
2011年

日本はマンガの先進国である、

というのは誰もが認めるところなのですが

海外にはその国独自の世界がまたありますね。

アメリカンコミックのヒーローというのは独特です。

悩めるヒーローというか、

なんか陰影があるんですね。

スーパーマンしかり、バットマンしかり、

スパイダーマンしかり…

この「ウォッチメン」は

80年代中期、米ソ冷戦時代に書かれたので

その時代背景が色濃いです。

日本でいうなら宮崎駿のコミック版「風の谷のナウシカ」や

大友克洋「AKIRA」のような雰囲気が漂います。

日本のこの二作が「核戦争後の世界」を問題にしているのと較べ

「Watchmen」は「核戦争前夜」の世界、実際に米ソの片方の当事者たる

アメリカに生きる読者へ向けて描かれている点が特徴でしょうか。

(なんとなく日本の2作品は二大国の狭間にあって
世界の運命に翻弄されているイメージ、
片やアメリカのWatchmenは直接責任を担うイメージがあります。)

アメリカンコミックというのはちょっととっつきにくいのですが

これはかなり大人の読み物という感じですね。

400ページを超える大作であり

権威のあるヒューゴ賞をコミックとして始めて受賞したというのもうなずけます。

あとちょっと面白かったのは

脚本と漫画が分業なうえに「色づけ(Colorlist)」まで別な人なんですね。

こういうチームで作品を作るのは良いですね。

実際は日本の漫画もひとりの作家が作るのではなく

編集者やアシスタントたちとの共同作業で出来上がっているのですが…

タグ: 読書の時間

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Watchmen from アールプリモ 文京区白山印刷グラフィックデザイン

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