- 2010-08-01 (日) 22:31
いたばし花火大会まであと一週間。
荒川の土手はかなり設営準備が整いました。
仮設トイレも並んでます。
荒川マラソン(今年は悪天候で当日中止になったそうですが)
の時はずらりと100器ぐらいならんだ仮設トイレでしたが
花火大会で集まる人数はその比ではないですが
トイレの行列もすごいことになります。
この仮設トイレはやはりレンタル業者がいらっしゃるんでしょうか?
夏の野外フェスだとかこの時期はかきいれどきでしょうね。
ところでこの花火は有料席があります。
昔は無かったのですがいつからか
特等席は有料になりました。
昔は無料(たしか抽選方式)だったのが有料になる、
というのは今流行りのフリーに逆行する流れです。
(「フリー 無料からお金を生み出す新戦略」クリスアンダーソン著)
でも昔だって別に花火屋さんがボランティアであげてくれたわけじゃなく
スポンサーがお金を出して花火のお金を提供していたわけです。
例えば「板橋○○商店街さまのご提供」、とか
「みなさまの健康をお手伝いするヘルスメーターのタニタさまご提供」とか
それぞれ花火のご主人様がいたわけですね。
今もそれはあるんですが財政状況が厳しく
スポンサーも苦しく撤退が多い中で有料化したということでしょう。
いたばし花火は河川敷が広く花火が見やすいことから
人気があるので花火の特等席のチケットもすぐに完売します。
有料になってすごく儲かっているということですね。
ビジネスモデルとしては注目に価します。
(江戸っ子から見たら粋じゃないのですが)
別に花火を見るのにどまん前で見る必要は無いじゃないか、
と思う人も多いでしょう。
わたしもそう思います。
三尺玉などの大玉などに関しては。
ところが、この特等席でなければ
見られない花火がラストにあるのです。
ご存知「ナイアガラ」です。
私は一度だけこのナイアガラを見たことがあります。
まだ、無料だったころ、土手を移動しながら
(立ち止まっているとおまわりさんに怒られるので)
ちょうど本部席(偉い人たちの席)の後ろ側を通ってる時に
ナイアガラが着火されてどこまでもながーく連なる光の滝。
その真ん中で打ち上げの大玉が開いた光景は
それはそれは素晴らしいものでした。
時間にしてわずか二三分というところでしょうか。
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲~No18」
とかあるいは
「チャップリンのライムライト」など、定番の和みサウンドが
BGMで良く似合います。
そんなに美しかったのか!?と問われたら
「今は違うかもしれません。」
と答えるでしょう。
記憶なんてあいまいなものですし心に刻んだ風景だけが美しいんだと思います。
そういえばコンピューターの記憶もMemory…と言いますね。
「思い出」と同じ…。
タグ: これはどうなっているのか?, デザイン, ネット社会, ビジネス, 日々雑感関連する投稿
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